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アシストガスの選び方:酸素・窒素・エア

2026-06-28 · 米德奈技術團隊
アシストガスの選び方:酸素・窒素・エア

三つのガス、三つの論理

アシストガスは溶融金属を吹き飛ばし、レンズを保護し、切断の化学反応を左右します。ガスを誤れば、良くてもエッジが黒ずむだけ、悪ければ速度は半分、コストは倍になります。

酸素(O₂)── 軟鋼の定番

  • 鉄との酸化発熱反応がエネルギーを補い、厚い軟鋼で速度が大きく上がる
  • 酸化被膜(黒い)エッジが残る ── 溶接や塗装の前には注意
  • ガスコストが低く、圧力も控えめ

窒素(N₂)── ステンレスとアルミ

  • 不活性な吹き飛ばしで反応せず ── 無酸化の光沢エッジ、そのまま溶接可能
  • 高圧(15〜25 bar)と高出力が必要で、消費量が多くコスト高
  • 高級ステンレスの意匠部品には唯一の選択肢

エア ── 経済的な選択

  • 窒素 78%/酸素 21% ほど、最も低コスト(コンプレッサーと除湿・ろ過だけ)
  • 薄板軟鋼、亜鉛めっき鋼板、アルミの量産に好適
  • 乾燥・無給油が必須。さもないとレンズ寿命と切断品質が落ちる
ガス適する用途切断面m あたりコスト
酸素中厚〜厚の軟鋼酸化して黒い
窒素ステンレス/アルミ無酸化で光沢
エア薄板の量産中程度最低

現場では仕事の種類に応じて三つを使い分けます。選定基準は材質、板厚、意匠要求、そして 1m あたりのガスコストであって、切断速度だけではありません。

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